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【初心者向け】ECサイトの作り方とおすすめのサービス紹介！
「ECサイトを立ち上げたいと思っているけれど作り方が分からない」
「コーディングを勉強する時間はないので簡単に作りたい」
「外注をせずなるべく安く、自分にあったECサイトを作りたい」
初めてECサイトを作ろうと考えている方は、こんな悩みを抱えているのではないでしょうか。この記事では初心者にも分かりやすくECサイトを簡単に作ることのできるサービスについて記載します。
目次
ECサイトを作る5つの方法
ECサイトは大きく分けて5つの方法で作成できます。個人から大企業まで事業規模や、かけられるコストによって選ぶ手段は変わってきます。
ASP
ASP（Application Service Provider）は個人や中小企業のECサイトでよく使用されています。無料で利用でき、有料でも月額数千円から使えてセットアップから時間がかからず使い始められるという特徴があり、これからECサイトを始めたいと考えている初心者の方によく使われています。
簡単に導入ができますが、デザインなどは提供されているものの中から選ぶためオリジナリティのあるサイトを作ることは難しくなる点がデメリットとして挙げられます。
オープンソース
オープンソースは、誰でも無料でダウンロード、使用することができます。初期導入費用がかからないことが特徴です。サポートはなく、運営していくにあたりシステムやサーバーのアップデートなども自分でやる必要があるため、ある程度WEBや開発の知識が必要になります。
知識さえあればカスタマイズも自由なので、ECサイトを本格的に作りこみたいという方に向いています。
パッケージ
パッケージは、ECサイトを作るための機能がある程度組み込まれたシステムをパッケージ化したもので、拡張性が高くデザインや機能に富んでいますが、さらに会社のニーズを元に必要なものをカスタマイズして追加することができます。
会社にあわせて作るため作成時間もコストも高く、中～大企業向けに作られています。トラブルの際は開発会社のサポートを受けられますが、システム管理などは自社での管理になり運用費用がかかってしまいます。
クラウド
クラウドは、クラウド上のサーバーにECサイトを立てることで、中～大規模企業向けに作られています。パッケージ同様カスタマイズ性が高いことが特徴で、クラウドはシステムも常に最新でアップデートなどを気にする必要がなく、運用費用がパッケージほどかかりません。
クラウドECではシステムに触ることができないため、プログラムの中身を知りたい、緊急性の対応をしたいなどある場合はクラウドは向きません。また、開発期間に関してはパッケージと同等の時間がかかります。
フルスクラッチ
フルスクラッチはECサイトを作る方法では一番コストが高く時間がかかる方法ですが、1から好きなデザイン、機能のついたWEBサイトを構築することができます。自由にカスタマイズや他システムとの連携も可能です。
システムに間しては自社での運営か製作会社に委託する必要があるため運用費用がかかり、システムもすぐに古くなってしまいます。最近ではクラウドECやパッケージで代用が可能であるためフルスクラッチは少なくなってきています。
初心者におすすめのECサイト構築サービス
初心者にも簡単なECサイトの作り方が多くありますが、サービスによりできること、できないことがあります。始める前に機能やデザインの確認をしておくことで、快適なサイト作りが可能です。
BASE（ASP）
BASEは無料でネットショップを作成できるASPです。2021年12月現在で160万以上のネットショップがBASEで作成されています。ショップも好きなデザインを選んでデザインパーツを編集するだけで始められ、開設したその日から販売が開始できます。
無料プランだとデザインは10種類しか選べませんが有料プランにすると100種類以上を選ぶことができ、HTMLなどの編集も可能です。
STORES（ASP）
STORESはBASEと同じく無料でネットショップを始めることのできるASPです。ネットショップ開設もアカウントを作成するだけで簡単にでき、BASEと比べて無料デザイン種類が多く手数料が安くなっています。
EC-CUBE（パッケージ / クラウド）
CMSで有名なEC-CUBEは国内シェアNo.1を誇るオープンソースのECサイト構築パッケージです。無料でインストールでき、充実した基本機能と800種類というプラグインの多さで商品やブランドに合わせてデザインや機能を自由にカスタマイズでききます。
ECサイトに必要な機能がそろっており自社システム・他ツールとの連携も可能、さらにHTML/CSSの編集もできるためサイトを作りこみたいと考える人にも最適です。
Welcart（WordPress）
WelcartはWordPressのプラグインの一つで、WordPressに追加するだけで簡単にECサイトを始めることができます。日本国内での導入実績が非常に多く、WordPress画面で専用テーマや機能追加もプラグインを入れるだけなので、WordPressを使い慣れている方に向いています。
WooCommerce（WordPress）
WooCommerceもWordPressのECサイト構築プラグインで、世界で広く使われています。必要機能もプラグインを入れるだけで自由にカスタマイズでき、事業規模に合わせたサイトを作れます。海外製のプラグインなので日本語の情報が少なくありますが、機能ではWelcartに劣りません。
まとめ
この記事では「ECサイトの作り方」と、「初心者におすすめのサービス」をご紹介しました。
ECサイト作成は手段やサービスが多く、何を使えばいいか迷ってしまう人も多いでしょう。サイトが軌道に乗って拡大や機能追加を検討する際に後悔しないためにも、使いたい機能やデザインなどサービスの選定をしっかりしてから始めましょう。