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ECサイトへの移行|成功事例

ECサイトへの移行|成功事例

新型コロナウイルスの感染拡大で、屋内外での大規模イベントなどは軒並み中止となっています。夏の風物詩である花火大会も人が集まることが予想されるため、今夏はほとんどの地域で中止が決定しています。

ECへの取り組み方

実店舗へのお客様来店率が減少を続け、新型コロナの第二波が押し寄せる今、売上減少に歯止めがかからずに閉店する店舗も数多く出ています。そういった現状を先読みしリアルからバーチャルに移行を進めた小売業での差が大きくではじめてきました。

関東平野の北に位置する栃木県芳賀郡益子町で例年開催されている「益子陶器市」は、準備期間3週間で「益子ウェブ陶器市(正式名『益子 春の陶器市 WEB版』)」としてEC上での開催にこぎ着け、益子陶器のファンを集めて想定の4倍に当たる4700万円以上の売り上げを達成したとのことです。


「2020年4月初めに、1966年以来続いていた陶器市の中止が決まったとき、毎年開催しているこの市の売り上げを収入の柱としている作陶家の皆さんも困るし、毎年楽しみにいらしている約40万人のお客様の期待にも応えられないと感じた。そこで思い切って、ECサイトの形でウェブ版の陶器市を開けないかと考えた」
思いから始めたECサイトへの移行が功を奏し、リアルもバーチャルも良い結果になった典型的な例ではないでしょうか。

運用の仕方で失敗

ECサイトを立ち上げたからといって、必ず「成功する」ということは、言うまでもなく絶対にありません。ECサイトを立ち上げたがうまくいっていないサイトのほうが、明らかに多いのは確かな事実です。


では、この成功と失敗の違いはどこにあるのでしょうか。

まず、失敗例の大部分は「まったく運用を行っていない」「運用の仕方がわからない」との回答が多くあります。ECサイトの制作費用は初期開発で50万~100万くらいが相場です。大金を支払いサイトを公開したからと言って必ず成功するわけではありません。ですが、一歩踏み出すことができずに何もしない形では未来はありません。また、センス良く見やすいとても素晴らしいECサイトを制作し公開したとしても、見てくれる人がいなければ何の意味もないのです。

運用するために一番重要なモノ

ECサイトを制作し、サイト運用をしていかなくては「成功」がないことは事実です。ではどのように運用を行うのか、運用するうえで一番重要なモノは何なのかをご説明いたします。


一番重要なモノは「情報」です。ECサイトを制作する前からこの「情報」を集めることが成功への一番の近道になります。

近道というと一気に売り上げが跳ね上がるショートカットを想像してしまいますが、真逆の理論で遠回りをして地道に情報を集めて施策を立てることこそが重要なのです。それからECサイトを制作し、運用をしていくことになるのです。

その情報の集め方にもコツがあります。ECサイトを構築開発するときにも注意しなくてはいけないことがあります。運用方法は一つではなく業種に合わせた運用方法及び改善施策の立て方もございます。そこはぜひプロに相談を行ってみてください。